最近、受講生の方達と講義の内容や感想を話しているとこんな声が聞こえてくる。
「講習後のからだの状態がとても良い」
「講習前に痛かったからだの部位が痛くなくなっている」
こういった声が近頃は特に多くなってきています。
確かに私自身もあの学びの場に身を置くことでいつも身と心が癒され、生活に必要なエネルギーを頂いています。
あのエネルギーはあの空間から頂いているものなのか?
それとも私達の学ぶ意欲でそのエネルギーを作り出しているのか?
どちらにしても操体を学ぶ空間の中で体調を崩したり、怪我をしたりする人がいないのは本当に不思議な現象で、これも操体の持ち合わせる不思議な力なのかもしれません。
一つ確信を持って言えることはこういった不思議な力を頂けるのも私達が目には見えないものに感謝しながら、臨床や学びに生かしていることが大きな要因だと思っています。
普段何気なく行っている呼吸、飲食、歩行、動作、これらが何の見返りもなく行えるのも目には見えないものからの恩恵であり、そういったものへの感謝が私達にはとても大事なもののように思っています。