東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「正義と悪 その1 悪という存在」

三浦先生、一週間ありがとうございました。

 

今週からは三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。

 

今回のテーマは「正義」となりますが、子供の時からアニメやヒーロー特撮を見ていたこともあり、このテーマはとても身近なようで奥が深いテーマだと思います。

 

奥が深いということは私達が生きていく中で考えていかなければならないテーマなのでしょうね。

 

この正義について考えていくと真っ先に思い浮かぶのは「悪の存在」で、当時いつも疑問に思っていたのは主人公の立ち位置は決まって「正義」、それを引き立てるのが「悪」の存在であるのはなぜかということでした(もちろん悪が主役もありますが…)。

 

子供の時は「大切な何かを守る」「地球の平和のため」という正義の味方からの観点でしか観れませんでしたが、悪には悪なりの主張があるのではと考えるようになりました。

 

そういう少し捻くれた考えを持っていたこともあり、アニメや漫画を観ると悪役を応援していたのを覚えています。

 

それは大人になった今でも「果たして悪の存在は悪いものなのか?」と考えています。

 

もちろん、法というルールの中で生きている以上はそのルールを破った者にはペナルティーが与えられ「悪」のレッテルが貼られてそのように見てしまうかもしれません。

 

しかしその反面自分もそういった人達と同じことを犯してしまう可能性があることも考えると「悪」という存在も100%否定的な見方をせずに色々な側面から見なければならないように思います。

 

2018年春季東京操体フォーラム

4月30日(月)昭和の日に開催致します。

テーマは「スポーツ障害と操体」です