私の「正義」に対する価値観は両親の影響も大きかったですが、それ以上に祖父の影響が大きかったように思います。
当時の私から見て祖父は曲がったことが嫌いで、特に人様に迷惑を掛けること、人や自分に嘘をつくことを何よりも嫌っている人のように見えました。ただ幼かった私には怖いイメージがずっと抜けなかったことを覚えています。
そんな恐怖の対象であった祖父から受けてきた躾は行くのが嫌になるほど厳しいものでしたが、今になって振り返ってみると操体の学びに繋がるものばかりでした。
私がここまで操体の学びを続けてこれたのも、祖父の「自分が信じた道を最後まで貫く」生き方を見てこれたからだと実感しています。
そういった祖父の生き方は今の私にとって理想の正義像であり、これから学びの道は橋本敬三先生の生き様を追っていくのと同様に祖父の背中をずっと追いかけていくのだと思っています。
4月30日(月)昭和の日に開催致します。
テーマは「スポーツ障害と操体」です