師が亡くなられてすでに数十年。
それでも師とのご縁が続いている。操体の学びも、生涯ありがたく続いている。
私は毎年、5回は師の墓参りをしている。
なぜなのか。
操体という命を耕し肥やし太らせているからなのだ。
そして自身のいのちを育んでいる。
操体のその学びに私自身、日々息を吹きかけ、呼吸を共にしている。
食物連鎖そのものである。人がどう思おうが、五十数年学び続けているものは、誰一人としていないのだから、ちょっと歯の浮くようなキザなことも言わせてほしい。
まあネ、いったい何にために自身の人生を使っているのかってこと。
それだけの問題だと思うのだ。
もしそれをためらうのなら、また、嫌だと言うのなら、いったい私は何を誇りにして、幕を引くのですか?ということだろう。
自身の生き方だけが自身を救う。それが成長の糧かなと思う。
本気で生きることです。
人と語る時間は少なめに自身と語る時間をたっぷりと・・・・・・ですね。
一週間ありがとうございました。
来週からは三浦寛幸が担当致します。
2019年春季東京操体フォーラムは4月29日の開催です。
テーマは2018年秋に引き続き「身体芸術と操体」です。