東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「私の操体史 ~子供の頃から出会っていた操体~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。

 

今週から一週間三浦寛幸が担当致します。

 

よろしくお願い致します。

 

テーマは引き続き「私の操体歴」になりますが、私と操体との出会いは他の実行委員の方達とは少し異なっているように思います。

 

師でもあり私の父でもある三浦先生の下で10年以上の間、操体を学ばせて頂いていますが、振り返ると子供の時から両親から受けてきた教育が操体の学びに繋がるものだったように感じています.

 

例えば「肘をついて食べない」「ゲップをするまで食べない」といった普通の家庭でも躾として当たり前のようにされていること以外にも「踵を付けて歩かない」といったことまで子供の頃から言われてきました。

 

それが一体何を意味し、どういったことに繋がっているのかを知らないまま言われたことを実践してきましたが、現在となれば父から受けてきた教育は私自身の人生をより豊かなものにするものだったと思っています。

 

そんな父に対し、心のどこかに憧れを抱き、いつか父と肩を並べられる大人になりたいという思いで学生、社会人時代をやりたいことをしてこれたのも「自分のやりたいことをしなさい」という父の言葉があったからでした。

 

そんな私が操体の門を叩いたのも偶然ではなく必然的なことだったように思います。