今週一週間、畠山裕美(はたけやまひろみ)が担当致します。よろしくお願い致します。
東京操体フォーラム最高顧問、島地勝彦先生の「はじめに言葉ありき おわりに言葉ありき」と言う本があります。
そこに出てくる名言が
「今日の異端は明日の正統」です。
人類のほとんどの新しいことは異端からはじまっている。ガリレオは地球が太陽の周りを回っているというコペルニクスの地動説を実証したら、宗教裁判にかけられ、地動説の放棄を命じられた。そのとき、ガリレオは静かにいった。
「それでも地球はまわっている」
色々考えてみると、私が子どもの頃、体育の時間やスポーツするときには「水を飲んではいけない」ということになっていました。
今は、スポーツ時の水分補給は常識中の常識ですよね。
また、ペットボトルや缶入りのお茶が出た時
「お金を出してお茶を買うわけないじゃん」と皆が思いました。
水も同じです。
日本は蛇口を捻れば水が出てくる。ペットボトルに入ったお水にお金払うわけないじゃん」
今は、ペットボトルのお茶もお水もふつ~に買いますし、私の家では、母がミネラルウォーターを大量に注文して、お米もミネラルウォーターで炊いています。
ちょっと前まで、非常識とか、考えられなかったことが、常識になっていることは、身の周りにたくさんあります。
特にこの30年位の間に、本当に色々変わりました。
「自分のやっていることは60年先を行ってるから、今理解されなくてもしょうがない」
とおっしゃったそうです。
2030年頃には、操体コンサバ派が追いついてくるのでしょうか。