僕自身、「身体表現」にはとても興味があります。
ずっと「からだを動かすこと」が大好きだった
からです。
ただ、操体に出会うまでは、「自分」が主語の
「身体表現」だったんだと思います。
「自分がからだを動かしている」という感じで、
体育の授業や運動の延長だったんでしょうね。
でも、よく考えてみると(ホントは感じてみると)、
「自分」が主語じゃない動きもたくさんあるわけで。
もっと広く「からだの動き」について考えていくと
(ホントは感じていくと)、体育の授業や運動の延長
とは違う見方が必要になってくると思います。
「これからは動きよりも感覚を重視しなさい」
橋本先生は晩年、こうおっしゃっていたそうです。
改めてこの言葉と向き合ってみると、
「これからは運動よりもからだの動きを重視しなさい」
こんなふうにも受け取れる感じがしています。
2019年春季東京操体フォーラムは4月29日の開催です。
テーマは2018年秋に引き続き「身体芸術と操体」です