東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

私の操体史(二日目)

その本(今でも入手可能だと思います)には、色々な「東洋体育」が、広く浅く紹介されていました。操体は、気功家の津村喬さんが説明を書いていたと記憶しています。書いてあったのは般若身経で、高校生の私にはなんだか抹香臭くて面白くなさそうに見えました。

当時の私にとっては、太極拳とか中国武術とか、瞑想とかカバラとかのほうが面白そうに見えたのです。まあ、見開き二ページ程度の記事だったので、決定的に「面白そう」と思わせるものがなかったんですね。
 
それから十数年。手技療法家になろうと学校に入り、学校に通いながら、その手のセミナーに行き本を読んでいた私は、ある1冊の本に出会いました。
 
それが「操体法治療室」です。

 

操体法治療室―からだの感覚にゆだねる

操体法治療室―からだの感覚にゆだねる

 

 

 
読後すぐに「これを勉強しよう」と思いました。巻末に三浦先生の住所と電話番号が書いてありましたが、そこに連絡を取る前に、所属していた学校で「操体法」の特別クラスが開催されるとのことで、 そこに
参加したのが、私の最初の操体体験です。
 
その先生、K先生は、故滝津弥一郎先生に習ったということは後で知りました。
また、後に三浦先生から、滝津さんと、こちらも故人ですが、根本良一さんが、三浦先生の講習(操体法東京研究会)に参加していたと聞きました。
つまり、私は最初、三浦先生の受講生の受講生の受講生の方に習っていたわけです。
 
今先生しかり、奈良の北村先生しかり、故根本良一先生、故滝津弥一郎先生、故渡部栄三先生、故白澤誓三先生、故瓜生良介先生など、操体を広めた方々は、三浦先生の講習をけています。
 
それは何故か。
橋本先生は定例講習なるものはやっていなかったからです。
 
私は根本先生と瓜生先生から「仙台にいって橋本先生に操体を教えて欲しいと頼んだんだけど、東京に弟子の三浦がいるから東京に行け!」と言われたと聞いています。
(三浦先生のほうが年下です)
 
 
 

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松島 円通院のバラ園で撮影。

 

今年も操体マンダラ、海の日に開催致します。

※「操体マンダラ」とは?

三浦寛が一日、操体の最新情報について語る、操体三昧の一日です。 弟子一同にとっては「師匠孝行する日」。

 

昼食会 サイン色紙&ツーショット撮影会

足趾の操法®アドバイザー認定

開催日時:2019年7月15日(月)海の日 10時〜21時 ルーテル市ヶ谷センター

★予約制で、当日の参加受付はありません。ご注意下さい

https://www.sotai-miura.com/?p=1314