その本(今でも入手可能だと思います)には、色々な「東洋体育」が、広く浅く紹介されていました。操体は、気功家の津村喬さんが説明を書いていたと記憶しています。書いてあったのは般若身経で、高校生の私にはなんだか抹香臭くて面白くなさそうに見えました。
それから十数年。手技療法家になろうと学校に入り、学校に通いながら、その手のセミナーに行き本を読んでいた私は、ある1冊の本に出会いました。
それが「操体法治療室」です。
読後すぐに「これを勉強しよう」と思いました。巻末に三浦先生の住所と電話番号が書いてありましたが、そこに連絡を取る前に、所属していた学校で「操体法」の特別クラスが開催されるとのことで、 そこに
参加したのが、私の最初の操体体験です。
その先生、K先生は、故滝津弥一郎先生に習ったということは後で知りました。
つまり、私は最初、三浦先生の受講生の受講生の受講生の方に習っていたわけです。
それは何故か。
橋本先生は定例講習なるものはやっていなかったからです。
私は根本先生と瓜生先生から「仙台にいって橋本先生に操体を教えて欲しいと頼んだんだけど、東京に弟子の三浦がいるから東京に行け!」と言われたと聞いています。
(三浦先生のほうが年下です)