普通だったら「固まらないように、痛い方、可動域が悪い方を一生懸命に動かす」(リハビリとかそうですよね)
操体は「動きやすい方、よい方を動かす」
普通「頑張る」
操体「頑張らない」
「頑張らない」とは、秋のフォーラムにも出てきますが、「頑張らない」というのは、努力しないとか何もしないということではありませんし、だらしなくてよいというわけではありません。
頑張るとは「本当はやりたくないことをやる」
頑張らないとは「本当はやりたくないことをやらない」
と思っていただければいいでしょう。
これを
「からだが、本当はやりたくないことをやる」→ 頑張る
「からだが、本当はやりたくないことをやらない」→ 頑張らない
とすると、もう少し分かりやすいかもしれません。
「からだ」を主語にすればクリアになります。
私達はどうしても「からだ」の希望や望みを無視してしまうことがあります。
そこ、からだの声や言い分を聞くお手伝いをするのが、操体の指導者です。