頑張ることを余儀なくしているのは、一体どのような人だろうか? はじめに思いつくのが西洋から入ってきたスポーツをする人達だ。 それはオリンピックをはじめとする競争性・競技性を重視したからだの動きのことである。
具体的にいうと、ある特定の筋肉を発達させることにより、より速く・より長く動くために特別の鍛錬法が推奨されている。 そこでは、勝つため、記録を伸ばすために、からだの運動能力の限界を超えることもしばしばあり、日常の自然な動きはまったく無視されることになる。
そのためアスリート達は、不自然なからだの動きからプロ・アマを問わずからだの故障に悩まされており、こういったストレスでかえって心身の不調の原因になっている。 これも自分に対して無理なプレッシャーをかけて頑張ったことによる副作用なのである。