前回、生命力学のバランスについて書きました。
呼吸、食事、動き、想念は生きていくなかで自己責任で営む必要があり、この4つに加え、環境のバランスが健康に関わってきます。
哲学する操体ー快からのメッセージの中に書いてある、想の世界観というところの一部を引用します。
自己犠牲をよしとしてはならない。相手につくす場合に、自己犠牲をよしとして甘んじるのではなく、自分もそうすることが喜びであり、生きがいで、うれしいことでなければならない。この逆の場合は、相手に尽くしているうちに自分自身が苦しくたえがたくなってきます。
とあります。
頑張るなも、頑張ることがよくないということではなく、自己犠牲を自ら作り出し、頑張る必要はないということかもしれません。どんなに現実が大変であって頑張りすぎだろうという現実であったとしても、そのことが本人にとって喜びであり、生きがいであり、嬉しいことであるならば、それを頑張るなといっているわけではないと思います。