操体ではぎっくり腰などでどうにも動けないという時に、からだは、動きを八方に塞いで(動きを制限して)「安静」を要求していると理解します。そして、治すことよりも、安静にするというからだの要求に答えることが大切だとも考えます。そのため、早く治すことばかりに着目するのではなく、からだが必要としている安静という休養についても考えます。
しかし、そんなことを言われても、仕事を休めない、やらなければならないことがあるのにとイライラしてしまうのが、現状かなと思います。
こんな時にイライラする一方で、「頑張るな」を思い出せたら、自分への休養に許可を出せるかもしれません。その選択が、自分のからだとうまく付き合うヒントになるのではないでしょうか。
一週間、ありがとうございました。
明日からは東京操体フォーラム副実行委員長の瀧澤さんです。
前回、自己犠牲を自ら作り出し、頑張る必要はないということかもしれません。と書きましたが、今回開催するフォーラムでは、心理カウンセラー、ヒプノセラピストの駒居先生の特別セミナーも開催されます。駒居先生のお話の中に、答えがありそうで今から楽しみです。
11月23日(土)フォーラムを開催
心理カウンセラー、ヒプノセラピストの駒居義基先生を迎え、心の問題と操体についての特別セミナーも開催します。