東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

般若身経のキホン~その④~

 

生体の歪みを正す 橋本敬三論想集

生体の歪みを正す 橋本敬三論想集

  • 作者:橋本敬三
  • 発売日: 2015/03/26
  • メディア: Kindle版
 

 

「般若経(その1)」

身体運動の法則その基本運動とは、ⅠからⅥまでの基本運動から成り

立つ細かな事は、「生体の歪みを正す」を購入してご自身で読まれる

ことをお勧めする。

 

 

個人的に注目に値すること。

それは、ⅠからⅥまでを通して、”立ち方”については1と同様に、

立つという記載では、ⅡからⅥまでの姿勢統一になっている事。

 

その立ち方とは、足は腰の幅だけ開き、つま先を平行させて、ゆ

ったりと腰と背骨を伸ばして正面を見つめる。と記しているもの

であり、この立ち方を「自然体」とハッキリと記している。

 

ⅠからⅥまでの基本運動では、全体をとりあえず(Ⅱを除いて)

3回から5回ずつ行うと回数の指示もある。

 

大きく手と足を持ち上げてその場で足踏みをするようなⅡのみ、

20から50回と記載してあり、回数の加減も個人的には興味深い。

 

そして、毎日一回は必ずやること。

時間がなかったらⅢ・Ⅳ・Ⅴだけでも良いと記載してあるのは、

後々に、これ自体進化する「般若身経」で重要な意味もある。

 

また、この基本運動中、動いているときに”必ず息を吐きながら

やる”と呼吸についての約束を求めている。

 

死ぬまでやれば、生きてる間は健康で、気分良く、楽しく、また

幸せな毎日が送れる。

この事実を体得せよと締めくくって「般若心経(その一)」になる。