おはようございます。
日々の生活の中に、操体で長年研究されてきた身体の使い方、動かし方を取り入れていく。
どう取り入れていくかは、自分次第。
朝、眠りから覚めて、そこから起き上がる動作一つとっても、身体の使い方、動かし方の学びを生かし、からだにききわけながら、ゆっくりと行ってみるとスムースで負担なく起き上がれる動きと、そうでない動きとがある。
ゆっくり行ってみるという事が肝要であり、早く動いてしまえば感覚のききわけが出来なくなる。
朝は忙しい、ゆっくりなんかしてられない、という人も多いと思う。
我場ッと起きて「今日は、あれしなきゃ、これしなきゃ」と何かに追い立てられるような自分の思惑中心の一日が始まってしまう。
そこに、からだと向き合うリッチな時間をつくってみる。
からだからしてみれば、睡眠中に一生懸命にバランスを調整し、疲労が残らないようにしているのに、目覚めた途端に壊すような動きをされたのでは、たまったものじゃないだろう。
また、睡眠の質によってはバランスの調整が十分でない時もあるだろう。
そんな時、我場ッとでは、どこかを痛めてしまう事もある。
いたわりの気持ちを向けて、からだと向き合う余裕を持つ。
からだにききわけながら、ゆっくり動きをとおす。そして、からだが悦ぶ気持ちよさを感じる。
からだが悦ぶ気持ちよさを感じる。自分だけで生きているわけではないのですから、大切な事だと思います。
2021年春季東京操体フォーラム開催
2021年4月29日(木)昭和の日にオンライン・会場で開催致します。
テーマ「操体法クロニクルズ2~呼吸とセルフケア特選~(仮)」
「発表者からひとこと」・「実行委員からひとこと」が
随時アップデートされています。