おはようございます。
最近は、スーパーに行ってもセルフレジのところが増えました。
そういえば、20年ぐらい前にセルフ式ガソリンスタンドが出てきた時も驚きでした。
それまでは危険物取扱者の資格を持っている人でなければ、給油してはいけないような認識だったので、自分で入れちゃっていいのかな?と戸惑ったのを覚えています。
セルフとは、自分自身で行う事を指しますが、自分自身で行うという事は責任が伴うという事でもあります。
セルフレジでも、自分で会計するからといって、ちょろまかしたりしたら相応の責任をとらなくてはなりません。
セルフ式ガソリンスタンドでは、火事でも起こしたらそれこそ大変な事になります。
(専門の)人に任せていれば生じなかった責任が、セルフでは生じてくるという事。
セルフケアという事に関してはどうでしょうか。
健康関連の情報は世の中に溢れています。
それをどう受け取るかは自分次第であり、自己責任でもあります。
情報を受け取るのは、目や耳が主体となり、そこから思考が働き自分で判断していると思いがちです。
しかし、それだけでは無い筈なのです。
そこには、広義の体性感覚を含めた感覚的経験値とでも言うのでしょうか、そういったものも介入させている筈なのです。
この経験値が豊かになるほど、自分自身に適したより良いものが取り入れられると思うのです。
それには、感覚的認識、感性的認識とでも言うのでしょうか、そういったことも日常生活のなかで大切にしていく必要があると思うのです。
例えば、触れるという事。
これは、何か物体に触れる以外にも、目には見えないものにも触れているという事を含みます。
目で見る、耳で聞く、これらも観点を変えれば触れているという事でもあります。
そうした意識を持つ事で、何か、からだと一体化して物事を捉えらるれようになっていくような気がするのです。
そして、行動も何か優しくなるような気がします。
なぜそうなるのか?
それは誰でも生きている限り、目に見えない優しさに触れており、有難く生かされているからなのかもしれません。
そう想える時間、空間を持つ事がメンタル的にも、セルフケアにつうじると思うのです。
一週間のお付き合い、ありがとうございました。
明日からは畠山裕美先生の担当となります。
どうぞ、おたのしみに。
2021年春季東京操体フォーラム開催
2021年4月29日(木)昭和の日にオンライン・会場で開催致します。
テーマ「操体法クロニクルズ2~呼吸とセルフケア特選~(仮)」
「発表者からひとこと」・「実行委員からひとこと」が
随時アップデートされています。