東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

5、予防と未病

西洋医学は、病気の原因(病原体)を見つけ出し、それを攻撃し、それから体を護ることに主眼が置かれて来ました。

 

東洋では、病気が発症する前に「未病」という段階があり、その時期に消火してしまおうという発想がありました。

 

橋本敬三は、病気の進行は、からだの歪み(未病) → 機能障害 → 器質障害という経過を経るということ、また(器質障害が重度でなければ)この逆の経過を辿ることにより、回復も可能であるという洞察を持っていました。

 

これが、「Bodyの歪みを診ていく」「症状・疾患にとらわれない」という言葉となって表わされています。

 

このようなアプローチを望む人には、操体はそのニーズに適う可能性を持っています。

 

※テーマは「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」です。

 「操体マンダラ」は、2021年7月22日(木)海の日に、開催致します。