いまでもオートバイが好きだ。
斎藤純氏の小説から、氏の描いたカタログに惚れて古いKawasaki
の並列二気筒のバーチカルツインに乗って20年経過した。
オートバイと移り変わるもの。
人馬一体と言う概念があって、それをオートバイという名の二輪
で不安定なものに落とし込んで走る。
そのことに意味そのものを与えていく。
どこかへ出かけて楽しむのではなくて、どこかに移動している。
その一瞬のつながりに、ただただバランスをとり続けていく。
走っては止まり、また動き始めては留まる。
いつしか疾走しているのか、留まっているのか、わからなくなる。
自身は人馬一体となっている時は、考えたりしていない。
考えても、その中に浮かぶものが混じる。
浮かんでいるものの中に、閃きが生じる。
その時の閃きを皮膚に刻み、共鳴感覚習合(共感覚)としている
2021年秋季フォーラム
2021年11月23日(火)勤労感謝の日 ハイブリッド開催
テーマ「アートと操体」