昔、この仕事に就く前はハウスメーカーで設計の仕事をしていた。
たとえば建築物でも、有名な建築家の建造物は有名になっているので
実際にその場所へ行けば、眺めることもできるし、場合によっては中
に入ってみることさえできる。
そうではなく、取り立てて有名ではなくとも、個人宅の間口から外観
パースとして眺めたとき、一瞬で『この建物っていいなぁ』と、足を
止め、しばらくそこで留まっていたい要求を味わう事がある。
なにも豪華だからではなく、全体としてのまとまりが絶妙で、やはり
建物も設計があるんだよなぁ、と感じたりして俯瞰するのである。
橋本敬三師の語り、からだの設計にミスは無しという意味も同様。
生活の場も、からだのアートを感じて幸せを味わう間があっていい。
2021年秋季フォーラム
2021年11月23日(火)勤労感謝の日 ハイブリッド開催
テーマ「アートと操体」