この世の出来事を、良い悪いで捉えないようにする秘訣。
それはバランス現象で捉えることではないだろうか。
ワタシ自身はそう意識すると、それだけで愉しく生きられる。
からだの要求感覚を、ただ、ただ、受け取るだけにしてみる。
それに適うように、最小エネルギーで最大の効果を生じるようにする。
あらゆる感覚をからだに委ね、なんとなく、味わいつつ余韻も満ちる。
本人的には物足りない場合もあるけれど、いくらでも受けていられる
ということは、刺激としてストレッサーになっていないからだろう。
からだの要求にかなっている間は、受け取ることに不快は生じない。
なんとなく感じがいいという間は、調和の中にある。
そういえば、と後から徐々に気付くということも、調和の中にある。
そうか、そうだったのかと、余韻からのフィードバックを通し、感謝
に繋がるのも、調和の中ににある。
生きている限り、その一瞬の積み重ねに限りなくバランス現象はあり、
ヒトは生まれて亡くなるまでの間、愉しんでいられるのではないか。
「人生をもっとも偉大に使う、使い方というものは、
人生が終わってもまだ続くような、何ものかのために、
人生を使うことである」 =ウィリアム・ジェームズ=
それでは一週間のお付き合い、有難うございました。
明日からは、香さんの登場です。
では、よろしくお願いします。
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