東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「植物の世界5」

昨日の続きになりますが「植物的なリズム」というものは何なのかを考えていきたいと思います。

 

 

植物は一般的には光のある昼に呼吸よりも光合成を優位にし、夜に呼吸を優位にしているとされいます。

 

彼らには人間の作った時間という概念はなく、生かしてくれている空間と向き合いながら命を営んでいる。

 

日と夜の空間の間に自身の命に必要なことをして生きることも植物のリズムの一つです。 

 

 

またそれを行うために植物は彼らなりの「動き」の中で生命の入出力を行っている。

 

それは私達の目には変化がわからないほどのゆっくりとした動きですが、その中で彼らは何を想い、何を感じているのかを想像してみるのも面白いことだと思います。

 

ひとつ確かなことであるのは植物が感じ取っている時間は私達人間の生活時間よりも「ゆっくり」だということ。

 

 

「ゆっくり」とした時間の中で自分とからだと向き合うことで植物の世界、そして彼らの命のリズムも見えてくるのではないでしょうか