おはようございます。
先月までは青く見えていた浅間山も、暦が進んで霜の降りる時季になれば白くなり、青い空のなかで一際その存在感をはなっています。
浅間山(wikipedia)
傍で、ぽつんと浮かぶ白い雲はご愛敬。
まわりの低山も少しづつ紅葉が始まり、素晴らしいコントラストです。
たまには写真でも撮ろうかと構図を考える。
そこで、どうしても気になってしまうのが、山に立つ鉄塔と横切る送電線。
最近やたらと増えたように感じる。
そのまま風景を生で見ている分には気にならないのだが、写真に撮って素晴らしい景色を見せたいと思うと邪魔に思えてくる。
目的意識によって、そこにあっても気にならないものも、排除の対象となってしまう。
これは、考え方によっては怖ろしい事でもある。
昨今の世界情勢も、何か危うさを感じる。
目的意識が覇権主義に向かぬよう願うばかりである。
また、人様を診させていただく時も、診る側の目的意識によっては、バランスを崩す要因となっている歪みも、何か必要あっての歪みも、診たて方が変わってきてしまう。
からだにとっての、正しい目的意識を持つという事は、大切だと思う。