(続き)
生命体なんだから、変化していくことを前提にする。
今の時点は、経過に過ぎず、未来から見た現在を、常に「意識」する。
それを繋げてくれる空間、その変化に即して入ってくれる「息」。
脳で感覚の統合を行っていたとしても、その過程で生じている変化の
全てを感じ取れるかどうかは、ヒトにはできない。
何故なら、血流の本質である新陳代謝によって、個体差を生じるから。
脳波とは、波ですから粒子のことは捉えきれていないのかもしれない。
現象変化は、粒子と波の起こしている結果。
流れは動的で、目に見えない本質を含んでいて、見えるモノは一部。
天然の法則性を汲みつつ、からだに真摯な意識を向ける姿勢。
それは健康に直接結びついて、変化していく、その結果こそ寿命。
(続く)