東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

わたしにとっての、からだにとっての1

おはようございます。

 

からだ瀧澤さん、7日間の投稿ありがとうございました。

 

アフターフォーラムの本日から、

テーマ「はじめての操体法」を引き継いで寺本が担当致します。

よろしくお願い致します。

 

操体を知る前のわたしは、自分にとって、どんな「情報」が必要か、

そのことに頭がいっぱいだったような気がします。

 

例えば、頭痛や肩こり、疲れに悩まされていた私に、

知人が「これいいよ」と教えてくれた、マッサージやサプリや治療法などを

試してみては、その日その日をなんとかこなしていく。

そんな風に、毎日を過ごしていたように思います。

 

自分に必要な情報を「本」やネットの情報の中に探していた面もありました。

 

当時は「健康」という意識は微塵もない生活をしていたのですが、いま振り返れば、身体と心の両面についての健康を模索していたのだと思います。

 

はじめて操体を学び始めたとき、目から鱗のような世界を感じました。

それまで、「自分にとって」という視点で情報を求めていたところに、

「からだにとって」という新しい眼差しが生まれたからです。

 

色々な情報に迷っていた私でしたが「このことがききたかったんだ」と、

強く納得した瞬間があったのを憶えています。

 

(続く)