空間にはからだの外の空間と中の空間がある。
この2つの間(マ)の変化を感覚的にキャッチしていくことが、からだからのメッセージを受け取り応えていくことには必要不可欠なことだと近頃は感じています。
その2つの間(マ)にある圧の変化をキャッチしていけるようにすることが操体の学びの一つの目的だと思うようになってきました。
操体の目的である「正当にからだを使う」ということも目的地は健康維持増進でもそのプロセスにはこの2つの圧の変化をキャッチしていくことが必ず関与しています。
からだの中の空間の圧というのは何となくでもわかって頂けるかと思いますが、外の空間の圧というのはピンとこない人が多いかもしれません。
ただ、わたしたちのからだは良くも悪くも人や物から何かしらの圧を必ず受けています。
その圧をか快に繋げていくのがからだの動きとそれを支える「立ち方」というのがあるのです。
立ち方と立つポジションだけでからだの内と外の空間が変化する。
もの凄くシンプルだけど奥が深い。
だからこそ操体を学び続けていくことが出来るのです。