どんな時にからだから重さ、軽さを感じられるだろうか。
わたしの場合、もっとも意識にのぼる機会の多いのは「飲食(食)」活動を通して感じられる重さ、軽さです。
至極あたりまえのことですが、食べ過ぎたり、飲みすぎたりすると
食べている時は気にならないのですが、食べ終わってしばらくするとからだから重さを感じることがよくあります。
場合によっては、食後に強い眠気に襲われることもあります。
前回のブログでも書きましたが、一日の食事の回数を朝と昼や朝と夜の2回にしているときなど、この重さは違った感じで感じられます。
印象的なのは、夜食事を口にしなかった翌日の朝の感じです。
前日の夜食べていなくても、朝は意外とおなかに食べ物がまだある感じがして、それが、少し重さとして感じられます。
食べ過ぎて感じる重さはもう少し大雑把なからだの重さですが、食事の量が少ない時の方が、内臓の働きの様子などが鮮明に感じられるようです。そんな時は普段内臓のかなりの働きを飲食活動の消化吸収などに使っているのを感じます。
からだが必要としている分量以上に口にすれば、内臓やからだ全体にバランスを保つためにそれ相応の負担をかける。それが巡って重さとして、本人に自覚される。
どのくらいの食の分量や食べ方が自分自身のからだにとって適正なのかに関しては、この重さのフィードバックを頼りにからだの要求をキャッチすることもできるのではないかと思います。からだに重さをつくり、重心の不正につながるような生活習慣を、こういったことからも少しずつ見直すこともできると思うのです。
2024年秋季東京操体フォーラムは11月23日(土)勤労感謝の日、、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。