「クジラより大きくて、メダカより小さいいきもの」
目に見えるスケールで考えると、そんな「いきもの」はいないかもしれない。
けれども、目に見えないことも大事にしていると、「いきもの」の見え方が変わってくることだってあるんです。
「からだ」と共に生かされ、「からだ」と共に生きていると、それはまぎれもない実感としてやってきます。
皮膚の外側に広がる空間と、皮膚の内側に広がる腔󠄂間を、「感覚」し、「意識」する。
目に見えることだけだと「からだ」じゃない。
目に見えない広がりを、丁寧にふれることで、「からだ」という存在に気づけるようになる。
「いきもの」ってなんだろうね。
そう問えることは、とてもゆたかなことだと想うんです。