昨日は本人の意識の持ち方によってからだの重心や立ち方、呼吸と動きが大きく変わってくることを書きました。
本日はそれに「感覚」を絡めて少し書いていきます。
最近は人の重心や立ち方によって時間の感じ方も変化してくるという仮説を立てて、からだと向き合っています。
からだにとって自然な立ち方が出来れば、呼気と吸気のバランスがとれて、時間の感じ方が「ゆっくり」感じられるのではないかということです。
「ゆっくり」というキーワードが何か「じぶんとからだ」とのよい関係性を構築していくことにおいてとても大事なことのように思えるのです。
わたしが関節リウマチを患い、痛みと向き合う日々の中で感じるようになったことは動きがとても早くなってしまっているということでした。
それは痛みや不快から逃れるように感覚を遮断させ、からだを意識操作の中で早く動かし、からだを置いていってしまっているじぶんがいました。
そういった先走っていたじぶんにブレーキをかけ、からだとの距離を縮めてくれたのが「ゆっくり」というキーワードでした。
明日に続きます。