生命の本能は、もっと先へ行こうとしている。自然は、止まらない。
天然自然の法則に則るということは、からだが覚醒し、生命の要求を受け取れる状態になるということです。
その覚醒が進めば、自然と「100%を目指したくなる」という欲求が芽生えてきます。
それは、滝が下へ流れるが如く、重力によって物が落ちるように、ごく自然な方向性です。
つまり、「覚醒」が起こると、人はさらにその先へと意識を向けてしまう。
これが本来の流れなのかもしれません。
自然というものは、もともと「あるがまま」に成立していたはずです。
しかし、文明の発展とともに、人間は自然を「環境」として外在化し、それを「操作」し始めました。
自然に対しての執着や操作が、やがて私たち自身の生き方に歪みをもたらすようになってしまったのです。
晩晴老人「天意怜草,人間重晚晴」
まとめ:“自然に還る”とは、ただ戻ることではなく、覚醒したからだで再び流れに乗ることなのだと想うのです。
(続く)