本当に間に合っているとき、
からだは「気持ちよさ」で繋がっている。
からだの要求には、くしゃみや咳、鳥肌、吐くといった反射がありますが、それらとは異なり、「あくび」は“気持ちよさ”を伴う、無意識の反応です。
あくびは、脳の温度を下げ、眠気を抑え、身体を目覚めさせます。
そのとき、私たちは自然にからだを伸ばし、緩ませる動きをします。
これはストレッチとは異なる、より根源的な調整行為であり、皮膚と神経系、内部組織のつながりを整える作用があると感じています。
生命には振動があり、その周波数が体内のリズムを作り、調和を生み出しています。
宇宙実験でも、振動のない空間では細胞分裂が止まるが、細胞を「揺らす」ことでその働きを取り戻すことができた、という結果が示すように、揺れ・振動こそが「間に合うからだ」の鍵なのではないでしょうか。

まとめ:生命の振動に耳を傾け、からだの自然な要求に従うことで、“間に合う感覚”は還ってくるのだと想うのです。
(続く)