おはようございます。
暑くなってくれば、冷たいものを摂りたくなってきます。
それは、それで良いのですが、摂りすぎるとお腹を冷やして体調を崩してしまう。
やはり、これだけ暑いと、渇きを癒す事が優先されて、あまり味わいのないまま、そのままお腹に入れるような感じになりやすい。
喉は潤い、すっきりするのだが、いきなり摂り過ぎると、お腹の調子が悪くなってしまったりする。
お腹も腑の部分ばかりに注意がいきがちだが、中の環境のバランスという事にも、気を配ってみる必要があると思うのです。
この暑い時季に、真逆の冷たいものを摂れるという事は、本来は貴重で有難い事。
十分に、よく味わいたいものです。
話は変わりますが、先日、ニュースを見ようと朝にテレビをつけたら、日曜日な為か演芸図鑑というのをやっていました。
これも一興と、白湯をすすりながら見ていて、ゲストで出演していた歌舞伎の尾上右近氏の言われていた言葉に、凄くインパクトを受けました。
一部を抜粋しますと
歌舞伎の先輩からの稽古、指導は臓腑の一部をもらい受けるようなもの
先輩に先立たれても、その内臓は俺の中にあって、ずっと生き続ける
これは、操体の学びにも、つうじるものがあると感じられるのです。
創始者、橋本敬三先生から三浦寛先生、そこから私達への系譜。
操体を学んでいる者として、凄く共感できるものがあると思えるのです。
一週間のお付き合い、ありがとうございました。
来週は畠山裕美先生の担当となります。
どうぞ、おたのしみに。