最近、立て続けに「雑巾の絞り方」(あるいは手の使い方)で、手首や上肢、首や肩まで壊している人に遭遇しています。
その場合「こうやってやってね」と指導します。
操体のプロならば、結構細かいところまでやるのですが、一般の方にお伝えする時は、余り難しくても実行できなくなるので、
その方のやりやすさに応じて伝えます。
小学生に大学生のテキストの内容を伝えても、本人が使いこなせないことがあるからです。
本人が理解できて、使いこなせるような範囲から始めて行けばいいんです。
指導する側は、知っているので、立て板に水状態で伝えるのですが、習う方は、初めてだし分からないことだらけだし、
普段のからだの使い方とは全く別のことをやっているので、言われてもピンとこないこともあるのです。