東京操体フォーラム 実行委員ブログ

操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「からだとじぶんの間にあるもの ~その3~」

最近つくづく「からだはウソをつかないな」と感じています。

 

 

約半年前から足の裏の皮膚の状態や色、形態がどのように変化しているのかをチェックし、自身の立ち方と歩き方の評価をしています。

 

 

この半年間、出来るだけ母趾球を意識し、からだを使ってきたつもりでしたが、左右の第三趾の下(湧泉よりも少し上)にタコみたいなものがありずっと消えません。

 

 

その原因を解明したいと思い、日々の無意識にしていることを意識を向けて観察していたのですが、疲れてきた時にその部位に体重をかけていることがわかりました。

 

 

じぶんの意識の行き届く中では正当にからだを使うために必要なことをしていても、意識が行き届かなくなった時にからだはじぶんに対し、正当な評価をしてくれるように思います。

 

 

その評価は時に呼吸であったり、時にじぶんの意識の行き届かないからだの特定の部位でしてくれます。

 

 

特に足の裏や背中、首といった自身の肉眼で確認しづらい部位に何らかの形でメッセージを送ってくれている。

 

 

その変化に意識を向けていくこともからだとじぶんとの距離を縮めていくためには必要なことなのではないだろうか?