おはようございます。
東京操体フォーラム実行委員リレーブログ、今週は友松の担当となります。
どうぞ、よろしくお願い致します。
もうすっかり実りの秋で、柿も色づいて食べ頃を迎えています。
柿は、昔から滋養強壮に良いとされているようです。
「柿が赤くなると医者が青くなる」
この諺は、柿が旬を迎える季節は気候も良く、柿に含まれる栄養によって病人が減る為、医者が暇になってしまう、という意味合いなのだといいます。
この諺で思い返すのは医師でもあった橋本敬三先生の言葉です。
「みんながわかってくれたら、医師はいらなくなる」
橋本先生は、操体、操体法の創始者です。
みんながわかってくれたらの、わかってほしいものとは操体、操体哲学であり、操体哲学とは、自然の理を解明し、健康維持増進に役立てる健康学でもあります。
元々からだの設計にミスはなく、誰でも快適に気持ちよく、健康に長寿を全うできるようになっている。
それが実現できていないのは、今を生きる人間の生活に間違いがあるから。
大自然の理に合わせるよう、生活(生命活動)の間違いを正し、元々の健康を維持増進する様にしていけば、自ずと健康上の悩みは解消されてくるのです。
それが分かり、誰もが実践し、健康維持増進に努めれば、必然的に病を治す役割の人は、いらなくなってくるという事なのです。
2025年秋季東京操体フォーラムは11月24日(月)勤労感謝の日振替日にて、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。
今季テーマは「解禁・新重心理論」です。