東京操体フォーラム 実行委員ブログ

操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

深秋の候より…3

おはようございます。

 

今年は、夏の暑さが強烈であった為か、秋になっても空が低く、残暑とともに何か淀んだような感じがありました。

それでも、ようやく空も高く、澄み渡るようになってきました。

 

空が低く、まわりの空気感と同じような感じの時は、あまり意識が向かずに、概念として認識している空という感じでした。

しかし、この時季のどこまでも澄み渡る空は、宙でもあり、空間的な広がりは勿論、時間的な広がりも感じるのです。

 

空を見ているのは自分ですが、自分のからだは宙を感じている。

何か、自分の頭の記憶ではなく、からだに宿る生命の記憶と交信しているような…。

何か、からだが悦んでいるような…。

だからなのか、からだから気持ちが和んできて、呼吸とともに晴れやかになってくる。

軽く、明るい気分。

何かとせわしい時間が過ぎていきますが、たまには空を見上げる時間も必要かと思うのです。

 

 

2025年秋季東京操体フォーラムは11月24日(月)勤労感謝の日振替日にて、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。
今季テーマは「解禁・新重心理論」です。