おはようございます。
今年は、夏の暑さが強烈であった為か、秋になっても空が低く、残暑とともに何か淀んだような感じがありました。
それでも、ようやく空も高く、澄み渡るようになってきました。
空が低く、まわりの空気感と同じような感じの時は、あまり意識が向かずに、概念として認識している空という感じでした。
しかし、この時季のどこまでも澄み渡る空は、宙でもあり、空間的な広がりは勿論、時間的な広がりも感じるのです。
空を見ているのは自分ですが、自分のからだは宙を感じている。
何か、自分の頭の記憶ではなく、からだに宿る生命の記憶と交信しているような…。
何か、からだが悦んでいるような…。
だからなのか、からだから気持ちが和んできて、呼吸とともに晴れやかになってくる。
軽く、明るい気分。
何かとせわしい時間が過ぎていきますが、たまには空を見上げる時間も必要かと思うのです。

2025年秋季東京操体フォーラムは11月24日(月)勤労感謝の日振替日にて、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。
今季テーマは「解禁・新重心理論」です。