東京操体フォーラム 実行委員ブログ

操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

自己治癒の本質

病気とは「からだ」の快・不快のバランスが崩れた状態と言えます。

 

痛み、疲労、炎症、停滞――。

これらは敵ではなく、「からだ」が重心の“偏り”を知らせるサインです。

 

しかし、多くの人はこのサインに過度に意識を向け、

不安を強め、「からだ」を緊張させて縛り付けてしまいます。

 

このような緊張が続くと、自然治癒力は働きにくくなります。

 

「新重心理論」に基づく操体法が大切にするのは、縛らないこと。

重心の適性をはかることで調和の道へ戻す方向は、生命軸なのです。

 

操体法の新重心理論(導入編): 非対称から診た操体法の再生と天望

操体法の新重心理論(導入編): 非対称から診た操体法の再生と天望

  • 作者:三浦寛
  • 一般社団法人日本操体指導者協会・人体構造運動力学研究所
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好きなことに集中し、自然な動きを選び、

心地よい呼吸をし、安心できる環境に身を置く。

 

生きていることは、「息」づいていること。

それだけで、身体は本来の流れを取り戻していきます。

 

治癒とは、「からだ」を過度に操作することで起きるのではなく、

「憶の快」へ向かう、最善の選択の結果だったのです。

 

 

そして「新重心理論」による操体は、医療を否定しません。

医療と協力しながら、「からだ」の自己調整力を最大限に引き出します。

 

もともと救われていた「からだ」本来に向かうとき、

治癒は自然と始まり、そして完了していたのです。