東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

1、自分を忘れている時が本当の自分

ある高名なピアニストはこう語った。

 

「多くの芸術家は、作曲家の意図した事を表現するために作品を演奏するが、

私は、自分を表現するために作品を演奏する。」と。

 

しかし、これは、相当に強固な個性の確立しているアーティストにしか

出来ない事である。

 

凡人にとっては、

自分を消し去る事で、ほのかに浮かび上がるのが「個性」

自分を主張する事で表現されるのは「我」

であろう。

 

 

私は、せいぜい自分を忘れるくらい対象に没入してみるくらいの事しか出来ない。

 

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