東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

分科会に向けて楽しき日々

4月25日に行われる分科会。
実行委員みんながその日の為に日々精進しています。
僕は甲斐田実行委員と2人で発表させて頂く機会を頂きました。
甲斐田実行委員は元相撲取り。
僕は元プロ格闘家。
2人で発表するテーマは
合気道部顧問橋本敬三先生(合気道未経験)を検証する。
ちなみに2人とも合気道未経験です。
橋本先生は学生にこんな風に
お話してたらしいです。
「相手の力を合理化するのが合気道である。」
合気道の達人のお話みたいでしょ。
でも合気道は未経験なんです。
合気道はそんなものじゃない。」
学生達にこんな風にも言って
叱っていたらしいです。
でも合気道やった事は無い筈なのです。
橋本先生は知らない事を
知ったかぶりはしないでしょうから。
やった事ないのに知ってたんでしょうね。
僕はきっとそうなんだって感じてます。
普通は見えない部分が良く見えていたに違いない。
橋本先生の目を通じて見た
合気道の原理原則とは一体何だったのか。
原理原則とはそれ程沢山在る訳ではない。
操体の原理原則が正しければ。
その原理原則は当然合気道にも当てはまる。
原理原則がなければ操体にはなり得ない。
原理原則を学ぶ事が操体を学ぶ事になる。
操体を学ぶという事は原理原則を学ぶ事でもある。
原理原則を学ぶのには時には、他の形を通じて学ぶのも理解するには良い。
形が違った物で同じ原理原則を感じる。
いつもと違った見え方があるかもしれない。
僕はそう感じます。
分科会に向けて日々色んな事を考える。
それはとてもありがたい学びの時間。
普段とは違ったスイッチが発表という素材のお陰で入るから。
そのありがたいという気持ちを参加者にお分けする事で。
お返ししたいな。
そう考えています。
身体の原理原則は同じ。
それを学ばなければ操体は学べない。
僕はそう感じます。
そう感じると面白い事がいっぱいやって来るんです。
分科会までの日々が凄く面白いのです。
是非ご参加ください。
お待ちしております。


平直行