東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

道無き道に分け入る(271p)
『学問というのは、そういうものだと僕は思っています。どの専門分野でも、先駆者は前人未到の地に踏み込んで、道を切り拓き、道標を立て、階段を刻み、危険な箇所に鎖を通して、あとから来る人が安全に、道を間違えずに進めるように配慮する。そのような気づかいの集積が専門領域での集合的な叡智をかたちづくる。だから、どの領域でも、フロントラインに立つ人の責務は「道なき道に分け入る」ことだと思うんです。』
これを読んでいる時、かつて三浦先生が撮られた写真を思い出しました。
それは、どこかの温泉の近くの林道を歩いておられる橋本先生の後ろ姿です。
その写真のイメージを通して、その姿を撮っている三浦先生の背中を思い浮かべました。


半蔵