東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

 今年は一味違うぜ!

もう今日は1月7日、平成25年も始まって1週間が過ぎました。・・・不味い、この一週間ろくなことやっていない。仕切り直しで今日から充実した毎日を送って行きたいと思います。福岡の秋穂の2日目のブログ宜しくお願いいたします。

ここで重大発表があります。何を隠そう私秋穂一雄は昨年1つ苦手なものを克服しました。それまでは本当に見るのも聞くのも想像するのも鳥肌が立つ程に大嫌いだった生き物、今年の干支でもある『ヘビ』です。

その嫌いさのあまり、僕の前世は間違いなくヘビに飲み込まれたカエルだったに違いないとさえ勝手に思い込む程でした。

そんな私に克服のチャンスがやって来たのは昨年の冬でした。

その日私は子供たちを連れて福岡市動物園にこの動物園には昨日のブログに書いてあったプチ同窓会にも参加していた同じ高校の同窓生の友人が飼育員として勤務しており、たまに思わぬサービスをしてくれるのです。

この日はとても寒い日でした。寒空のした、私達以上に寒そうな動物たちを眺めていると、友人の飼育員さんが近づいて来ました。「寒かろ〜。触ってみてん。温かかいよ〜。」と差し出した腕には真ん丸に丸まったヘビ。レインボーボアという種類のヘビで勿論南国生まれなので寒い冬場はポッカポカの暖房の中でぬくぬく過ごしているのだそうである。「うわっ!ヘビげな触れんよ・・・」と腰が引けた私を押しのけて子供たちは「うわ〜っ、温かい。」「すべすべしていて気持ちいい〜。」とヘビと戯れ始めました。その様子を見て私も恐る恐るレインボーボアくんに手伸ばしてみました。「あれ〜っ、温か〜い。」冷たく冷えた私の手をレインボーボアの皮膚の暖かさがやさしく温めてくれました。

食わず嫌いと云うか私の場合は触れず嫌いで、勝手にヘビはにょろにょろして、にゅるにゅるして、ねちょ〜っとしている気色の悪いものだとばかり思い込んでいました。あんなにさらっとしてすべすべで暖かいものだとは思っても見ませんでした。

「気持ちいい〜」となでなでしていると、飼育員さんが気を利かせて「折角だから首に巻き付けてみる?」と勧めてくれたのですが、それは丁重にお断りしておきました。

余談ですが福岡市動物園は決して大きな動物園ではないのですが、動物とふれ合う時間を作っていたり、夏場は夜間営業で夜の動物たちを見せてくれたりと趣向を凝らして福岡市民を楽しませてくれています。昨年末は年賀状用にヘビとの記念写真を撮るイベントを開催して大盛況だったそうです。

皆さんももし福岡にみえられることがあれば、このかわいらしい動物園に行ってみてください。サービス精神旺盛な飼育員さんがきっと楽しませてくれることだと思いますよ。


こちらのヘビは実際のヘビとは異なりますのであしからず