「アート」と呼ばれているものに触れることは、自分自身の表現と出会うことに繋がっている。
美術館やギャラリーに足を運び、他者が創り出したものを鑑賞することで味わえるもの、養われるものがある。
そして、少し切り口を変えて、このブログの場をお借りしてお伝えしてきたように、誰しもが有している「からだ」という生命体も、常に何かを生み出し、表現している身近な表現体であると言える。
様々なアートを通して、結果的に自分の表現と出会う。
表現されているものを通して、表現することに向かう。
自分の表現の第一歩は、ゆっくりと、味わうことからはじまる。
そして、それを連鎖させるように、たしかなことばを与えていく。
表現することは、舞台に立つ特別な職業の人の専売特許ではなく、
誰しもが表現しなくても、表現されているものに常に支えられている、
生まれながらの表現者である。
臨床は「からだ」を介した表現の循環。
それを介助・補助し、促すこと。
操体は単なる健康体操や、治療法の枠を越えていく。
表現という営みを経由して、アートと呼ばれているものとも、深く関わりあえるエッセンスが操体には溢れていると感じています。
アートについての7日間、続きは秋季東京操体フォーラムで表現致します。
今年はオンラインも交えたハイブリッド開催です。
アートと操体についてもう少し深入りされたい方、是非お待ちしています。
それでは一週間のお付き合いありがとうございました。
明日から友松実行委員の「アートと操体」がスタートします。
どうぞ、おたのしみに。
2021年秋季フォーラム
2021年11月23日(火)勤労感謝の日 ハイブリッド開催
テーマ「アートと操体」