先日、畠山先生からご紹介いただいた
美〜「見えないものを見る」ということ〜
福原 義春 著 (PHP新書)
- 作者: 福原義春
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/01/16
- メディア: 新書
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気に入った言葉をお皿に戴いて、味わってみたいと思います。
1、「引き受ける」という感性
『日本という特別な気象条件、地理的条件、その中で日本人が生きてきた生活の形態から出てきたものが、日本文化ではないだろうか。』
と仰っていますが、私も全く同感です。
『芭蕉のあたりまでは、人間が自然をすべていったん引き受け、そのときに体から出てきた反応を言葉で表現していた。』
そうなんでしょうね。確かに、現代人からは出て来ない感性語が見られますね。
ところで、東洋医学では、夏の養い、冬の養いという考え方があります。夏の暑い時には毛穴をしっかりと開いて汗をかく、冬の寒い時には毛穴をしっかりと閉じて毛を立てる。これが、それぞれ反対の季節の備えとなる。自然に即した自律神経調整法だったのです。