東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

空間を介して吸収する

今回、機会をいただいて「常識」と「非常識」について

思いを巡らしていますが、

自分自身を振り返ってみると、

とはいえ常識に「縛られて」いるようなところがたくさんあるように感じます。

 

一番そのことを感じるのは、赤子や幼児と接する時です。

例えば、知らず知らずのうちに

危ないことや、避けた方がいいと思われることを

無難に回避するべくとっている行動があります。

 

それは勿論生命の危険に関わることも含まれますから、

必要なことではありながら、

同時にこども自身の体験というものをダイレクトに

大人が削り取っていく行為でもあるように感じます。

 

その狭間で、ギリギリの抑制と放任を都度見極め続けていく。

そういったすべての大人の振舞いを

空間を介して、こどもは吸収しているように感じます。

 

 

空間を介して吸収しているのは、何も「こども」だけではありません。

ノンヴァーバルな体験をご堪能ください。

2018年秋季フォーラムはまもなく開催です。

テーマは「身体芸術と操体」です。

日時:2018年11月23日(金)
時間:9時45分開場 10時00分〜18時00分
会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室 
東京都新宿区市谷砂土原町1-1  http://www.l-i-c.com/

参加費用 10,000円(事前申込みのみ。当日受付は致しません)

事前申し込み受付は終了致しました。