三浦先生、ありがとうございました。
今週からは三浦寛幸が担当致しますのでよろしくお願い致します。
今回のテーマは「治癒」です。
最近では「治療」という言葉をあまり使わなくなりました。
その理由の一つに臨床の中でからだを治すことではなく、からだと向き合うためのお手伝いをしているという実感があるからです。
他の実行委員のブログでも記載してありますが、操体を実践するものとして念頭に置かなければいけないことは「治すことはからだに任せる」ことで、そのために必要なことの一つはからだが持ち合わせる自然治癒力を引き出すことでもあります。
そのからだが持ち合わせる自然治癒力を引き出すためには、まずはからだからのメッセージを受け取ること。
そしてそのメッセージに応えること。
それはからだの動きの感覚と呼吸を感覚する中で行われる。
それらの感覚をキャッチすることが出来ればからだは自ずと本来持ち合わせている「治癒力」を発揮してくれるのだと思います。