東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

フォーラムいいとこ一度はおいで〜!

ブログがとうとうスタート致しました!
私は今週担当で、実行委員の岡村郁生と申します


操体との出会いは、15年ほど前に「万病を治す妙療法」という本で自己流に学んだのが初めてです。現在は、三浦寛先生の御指導を受けてパワーアップ!ますますお盛んな?37歳3人の子持ち自営業です。東京操体フォーラムのメンバーとして恥ずかしくない様張り切りまっす。(すでに恥ずかしい・・・)


さて今回のお話ですが、実は前回のフォーラムテーマ「ショク」で”色”というとらえ方をした場合、どういった切り口にしたら良いのか?と考え(結局ボツにしましたが・・・)こうして発表させて頂く機会をありがとうございます〜!どうかお付き合いの程、宜しくお願いいたします。
では、始まり始まり〜。


<涙が湧いてきたり、ありのままの自分を写す器官>
当たり前ですが、目に見えるものは自分で見ているわけです。そして正確に言えば、脳で見ているのです。
「見る」ということは、誰でも同じように見ているとつい思いがちですが、感覚器である以上、他人の脳の持っている能力や経験等が「見る」ということを変化させてしまうのです。
ですから視力が良くてモノがよく見えるという事と、モノを見る眼が育っているということは全く意味が違うと思うのです。


話は変わりますが、涙ですね。
涙というのは本当に重要です。
「血も涙もない」という言葉がありますが、「血も唾液もない」「血も鼻水もない」とは言いません、どうしてでしょう?涙というものは、組織つまり眼瞼結膜と眼球結膜を潤すという役目だけにとらわれないのですね。ストレスを抜くとか溜まるという言い方がありますけど、ストレスを抜くのに笑うのも結構ですが、涙を流すことでストレスが抜けるだけでなく、心つまり精神のバランスを保っていける様な気がするのです。


一つに私の場合は、操法を味わう最中にアクビや涙が溢れてきます。気持ちよさがあればあるほど流れてきます。そして、気持ちよさがあっても涙が出てこない時もあります。それは何かが異なっているからでしょう。


何か急に感動してしまい涙が溢れる時もあれば、感情がないのに涙が溢れる時もあります。
からだが何かを捉えたのかもしれません。


以前何かで、涙と一緒にストレスも抜けていきますから、男の人でも泣くのではなく、涙を流すのは良いことなんですよ!と聞いたことがあります。


そんな話をしていたら、何人かの患者さんも「不思議ですね!涙って感情を伴わずに急に流れることもあるんですね」って、結構?体験された方もいらっしゃいました。


そんなことって私もあったワ!という方は私に教えてくださいね。



岡村 郁生