先月、夫の母が79歳で他界しました。
昨日は丁度月命日でしたが、最初の一週間がとても長く感じたので、
もう何ヶ月も前のことのように感じられます。大腸癌となり手術をし、5年がたとうとしているところでした。
去年の12月の末、全身に転移をしていて、あと3ヶ月から半年と宣告されていましたが、宣告通りとなってしまいました。一時期危なかったのが嘘のように元気になりかけていた矢先でした。
身内の死というのは特に大きいものですね。
いつもはあまり意識をしていませんが、人間いつかは死ぬ、ということがすごく身近に感じられます。
一度きりの人生です。
しっかり生きようと心を新たにさせてもらいました。
ところで、私の母はちょこっと霊感があるようです。
母の母(私の祖母)は神社の娘なのですが、その影響なのか霊と話しが出来るようなのです。
訓練もしていないので、今のところ身内だけしか見れないようですし、見れないように母の父がガードしているらしいのですが、そんなことを言われても全く見えない私には半信半疑です。でも本当に話せるみたい、と感じることもあり摩訶不思議です。
月命日には○○が欲しい(食べ物)、と言っていると言うので、その日を待たずにあげると、あげた話をしていないのに、あげてくれてありがとうと言っているとか、母は絶対知らないことなのに(私や夫も知らない)義母の昔の話を知っていたりするのです。昨日も朝、月命日なので特別に白ワインをあげると(いつもはお水と、たまにご飯)すっごく喜んでいるよ。とのこと。もちろんあげたとは一言も言ってないのです。
何にせよ楽しく向こうで暮らしているようなので、ひとまず安心です。なぜか私の父も向こうの世界で夫の父・母と3人で酒盛りをしているらしいのですが、それは不思議な話です。
私の父と夫の父母とは生前会ったことがないのですから。
中廣かおり