操体と出会い、御縁を感じながら学んでいる人は
どこかのタイミングで必ず、ある「メッセージ」と
出会うことになるはずである。
「操体法〜生かされし救いの生命観〜(たにぐち書店)」
の冒頭に刻まれている「メッセージ」のことである。
- 作者: 三浦寛,今昭宏,畠山裕美
- 出版社/メーカー: たにぐち書店
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 単行本
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詳細は同書「第一部 イノチの生命線」の中の「生命線」にエピソードが書かれている。
御縁を感じた方は、本書と「出会って」いただきたい。
初めてこの「メッセージ」に触れた時から
ずっと気になっていた一節がある。
愛の自覚は時にはその反対をも行なわなければならない
前後の文脈もあるなかで
この言葉は私自身に妙に語りかけてくる一節となっている。
幾度口にしてみても、その度に味わいが変化する。
「ミ」のつまった問いかけである。
「愛の自覚」。
操者は、クライアント自身が「快適感覚」という糸口から
「からだにききわけ」、そのききわけた感覚にゆだねる機会、
「間(マ)」を全面的にサポートしている。
見方を変え、言葉を変えれば、
クライアント自身の「愛の自覚」をサポートしている、とも言えるかもしれない。
その大前提としてまず
操者自身どれだけ「愛」を「自覚」できているのか。
旅の途中、何度となく自分自身に問いかけることになるのだろう。
「2015年春季東京操体フォーラム」開催決定
4月29日(祝)に開催いたします。
『目からウロコ』のプログラムを企画しております。
詳細は以下、「東京操体フォーラムHP」をご確認ください。
http://www.tokyo-sotai.com/?page_id=980