「どんなに困難でくじけそうでも 信じることさ 必ず最後に愛は勝つ〜」。
この歌は流行りましたよねぇ。
それに「必ず最後に愛は勝つ」って何だか勇気がでますよ。
そんな勇気に押されてか、
「愛は勝つ」を口ずさみながら好きな子に勝負をかけた某友人がおりました。
結果はブーメランフック一発で真っ白な灰になっちゃったわけですが、
まぁいつまでもモヤモヤしてるよりはよかったのかもしれませんね。
ワタシも恋愛ではありませんが、困難でくじけそうになることはありますよ。
例えばなかなか良くなってくれない患者さん。やっぱり悩みますよね。
もっと知識があればとか、もっと技術があればとか、いろいろと考えます。
でも、悩んでも仕方ないんです。
だって治すのは施術者ではなく、からだの仕事なんですから。
橋本先生も「治すことまで関与するな」と言われております。
治療はただの技術ですが、癒しというのはもっと違う次元のものなのかもしれません。
だからからだの治癒力を信じて、ヘタはヘタなりに一生懸命やるしかないんですよね。
以前に元日赤従軍看護婦だった方が
「一生懸命しよる人には、手の先に真心がこもっとります」と
述べられているのを見たことがありますが、
きっとそこには愛があるということなのではないでしょうか。
「信じることさ 必ず最後に愛は勝つ」ってのは、案外治療の根本なのかもしれません。
「2015年春季東京操体フォーラム」開催決定
4月29日(祝)に開催いたします。
『目からウロコ』のプログラムを企画しております。
詳細は以下、「東京操体フォーラムHP」をご確認ください。
http://www.tokyo-sotai.com/?page_id=980
中谷祐祥