東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

師にめぐり会う

また東京に青空がもどってまいりました。今日は一日秋を楽しみながら気持ち良く過ごせることでしょう。
夜は満月だそうです。

ある聖者様の本を読んでいたら、「師にめぐり会う」という話が出てきました。私達におきかえると、こうなります。
深い愛を込めて橋本先生を思うこと、三浦先生を思うこと。たえず師とともに居るということは、心で常に師を思い、師に心の波調を合わせて、師と一体になることである。

いかがでしょうか!

「自然の理にかなった生活」という文章に目がとまりました。
食物の話
野生の動物は、自然に順応して生きるから、本能と感覚器官(視聴嗅味触)をたよりに自分で選択できるけれど、人間は感覚器官を小さい時から悪用し続けたため正しい判断がしにくくなってしまった。
人間にとってかなった食物は何かを知るためには、観察と実験と推理とが必要である。
そこで、歯から、消化管から、感覚器官から観察し推理した結論は、人間は果食動物であるということだった。その結果、人間にとって自然な最良の食物は、穀物、果物、根菜類、飲料は乳と空気や日光にさらされた清水である。


なんと三浦先生の考えと同じでした。びっくりしてしまいました。


人間は、修行してある段階に達するとみな同じ境地になるんだなあと感慨深くなりました。



一日スキップしてしまいましたけれど、1週間お付き合いいただきありがとうございました。
明日からみなさまお待ちかね、いろいろな肩書きをおもちの岡村さんです。お楽しみ!


鵜原増満


新刊情報:皮膚からのメッセージ 操体臨床の要妙Part 2(三浦寛著)、たにぐち書店より発売。 
11月20、21日千駄ヶ谷津田ホールにて2010年秋季東京操体フォーラムが開催されます。
2010年8月、社団法人日本操体指導者協会を設立しました。