東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

お気楽なお話

佐伯さんから続きまして今週ブログ担当の平 直行(たいら なおゆき)です。
ブログは2順目になります。


操体との関わりは、三浦先生の元で学ばせて頂いて3年半ほどになります。


このメンバーの中ではまだまだ若輩者です。
佐伯さんヒーローじゃなくて、若輩者なんですよ、実は。


いつも皆さんのブログや、学びの場では、関心しきりで、少し焦りを感じたりもします。


僕は操体は専業ではなく柔術という格闘技を毎日夜道場で指導しています。
格闘技イベントのレフェリーをしたり格闘技雑誌に記事を書いたり。
その合間の空いてる時間に臨床をさせて頂いています。


この感じでやってると。
どうしても他の操体専業のメンバーに遅れをとってしまうのかな。
そんな気分になったりして少し焦る気持ちが偶に顔を出します。


でもこんな風にも思います。
お気楽な僕は、すぐにこんな事を思ってにやっとしたりします。


どうせ、ずーっと操体と向き合うんだから。
遅れはどうせ取り戻せる。


どうせ操体だけじゃないなら。
その時間を他の人が経験出来ない時間にしちゃおー。


格闘技も同じだな、みんな操体とか知らないんだから上手くミックスすると。


僕にしか出来ない、良いもの、僕だけのものが出来る。
その方が面白いな。


いま他の人が出来ない事をやっておくと面白いな。


そうやって楽しんで時間が経てば、きっと自分にしかない物が手に入る。
他の事をやってる時間には、そんな事をお気楽に考えてます。


お気楽に日々を過ごしています。
最近お気楽とか、楽が、僕の中で気になる言葉なんです。


お気楽って気が楽、気が楽しい。
楽って楽しい、楽を極めれば極楽。


そんな風に考えてみると、何となく気持ち良さが広がる気がするんです。


気持ち良さが広がってゆくと、身体が気持ち良さで元に戻っていく。


お気楽に楽しく日々を過ごしてると、それが広がって僕のところにやって来る。
そんな事を思いながら、面白き日々を過ごしてます。


今日はDVDの撮影です。
お気楽にしてると、良い事がやって来るんです。
僕はそんな事を操体を通じて学んでます。


身体だけじゃないんです、気持ち良さを味わって広げてると
良い事が日常にも来るんだって僕は学んだように思います。

そんな訳で、若輩者である僕が、操体のDVDを作ります。


実行委員の先輩方や三浦先生にご迷惑をかけないきちんとしたものを作り。
若輩者である自分が出来るチャンスに感謝して
同士の皆様にも感謝して望もうと思ってます。


発売元は(株)クエストという格闘技専門の会社です。
多分クエスト初の身体のものになります。
気楽にお話をしてすぐに決まったお話です。


お気楽に過ごすと、なんか良い事が、お気楽にやって来るんです。
ツイテル事がいっぱい、お気楽に、来たりするんです。


同じような感じで、いま本も書いてます。


お気楽にDVDと合わせて本を出すと面白いですね。
こんな感じで言ったらお気楽に話が決まったんです。


こちらも格闘技、武術関係の出版社。


お気楽な僕はお気楽に楽しく 良い感じを広げるのが得意技なんです。


身体を我慢して辛さに耐えて鍛えぬく。
これが大体の格闘技のイメージ。


格闘家の大体の常識として
格闘家で気持ちが良いといった感覚は
あんまり良いイメージないんです。

楽をするのは、良くない事。
これが大体の格闘家の格闘技に対する接し方。


僕は楽に、楽しくで、良いと思います。
楽と気持ちが良いは別物じゃないかもしれないな。
気持ちが良い楽があるように僕は最近思うんです。


楽と楽しいは同じ字。

だったら楽しい楽もあるのかな。
楽を極めると極楽だったら、楽って良い言葉。


僕はこんな風に考えたりもするんです。


楽の種類を、間違わなければ大丈夫。


目的を下げない、レベルを下げない。
それで楽をするんなら、こんなに良い事はない。


決してサボるんじゃない楽、作業効率を上げる楽がある。
楽して同じ事をやれるんなら、その方が良い、そんな風に僕は思うんです。


試合で勝つには、人と同じ事をやっても勝てない。


みんな2倍努力しなさいとか言うけど。
相手が素人じゃないかぎり、相手も真剣にやってるんだったら。
本当は2倍努力出来る訳がないんです。


だから楽をして半分で同じようになる事を工夫する。
それが上手く行きだすと、楽しくなってくる。


半分で同じだったら、ホンの少し頑張ると相手よりやってる事になる。
現実にはそんな選手が試合では勝ってるんです。


同じ事を違った事に、変えることが出来る選手が、勝ってるんです。


どうしても根性とかの方が見えやすいから、そんなイメージがあるけど。
実際はあんまり関係ない、楽しんで工夫する選手が勝つんです。


それは凄く質の高い楽なのかもしれない。
同じ事を量じゃなく、質を高める事で差を付ける。


それは工夫すれば出来る事。
ただ2倍やる事は工夫しても出来ない事。


だから質を高める、そうやって勝つと、工夫する事が楽しくなってくる。


身体もそうなのかな、楽にサボるんじゃなく、同じ事を楽にする。


それが運動効率が高く、身体操作的にも正しい事。


同じ事を楽にする。
サボる楽と違った楽、それは言葉を変えると工夫にもなるし
道をそれないって事にもなる。


僕はそんな楽を考えて楽しんでます。
楽しいと楽、楽だと楽しい。
それを極めれば極楽。


僕は楽に楽しく進みたいです。


それでは撮影に行ってきます。


今週はお気楽な僕の楽で楽しい話を書きたいと思います。


お気楽に読んでいただければ幸いです。


平直行



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