東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

手帳

あけましておめでとうございます!


はじめての方こんにちは。
また来て下さった方、ありがとうございます。


おかげさまでこのブログも開始から一年たち、二年目に入ります。
本年も宜しくお願い致します。



日に新たにということであれば正月も普通の一日なのですが、
それでもやはり気が改まりますね。



年と共に新しくなるものの一つが手帳でしょうか。


辻は現在、ほぼ日手帳MOLESKINEを使っています。
フォーラムメンバーの間でもメジャーな?ほぼ日手帳はスケジュール管理に、
(使ってない方はご連絡下さい)
渋めのMOLESKINEは脳内整理用に活用しています。


手帳には一番最初のページに書く事にしている言葉があります。



故郷鹿児島には嘗て外城制度や郷中教育というものがありました。
「薩摩は城をもって守りとなさず、人をもって城となす」
と云われ、独特の人材作りが行われてきました。
薩摩での島津氏最初の拠点となった出水でも代々受け継がれている教えがあります。


それは小さい頃から耳にしていたものであり、今思えば母校にも石碑があったのですが、さほど意識しないまま過ぎていました。
不思議にここ数年間気になる言葉です。
故郷を離れてある程度経ち、望郷の念か或いは親になってもおかしくない年齢になってきたからなのか。
次の世代に繋げていくことの大切さを思います。
操体と薩摩魂(薩摩隼人の心意気)を伝えていく事を使命と感じ、日々精進して行きたいと思います。




(ちょっと強引か・・・)
ということで一週間はじまります。



辻知喜



出水兵児修養掟 いずみへこしゅうようおきて)
出水市HPより)



出水兵児修養掟」

士ハ節義を嗜み申すべく候
節義の嗜みと申すものは 口に偽りを
言ハず 身に私を構へず 心直(こころすなお)にして
作法乱れず 礼儀正しくして上に諂ら
ハず 下を侮どらず 人の患難を見
捨てず 己が約諾を違へず 甲斐々々
しく頼母しく 苟且(かりそめ)にも下様の賎しき
物語り悪口など話の端にも出さず 譬(たとえ)
恥を知りて首刎ねらるゝとも 己が為す
まじき事をせず 死すべき場を一足も
引かず 其心鐵石の如く 又温和慈愛
にして物の哀れを知り 人に情あるを
以て 節義の嗜みと申すもの也




東京操体フォーラム実行委員ブログは
人気ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ